概要
元ネタ
【日報】おまえは今すぐガスパチョを食って夏を乗り切れ(逆噴射聡一郎)|ダイハードテイルズ
よくきたな. おれは under-indentified だ. おれは毎日そこそこの量のテキストを書いているが誰にも読ませるつもりはない. だが今日は特別に真の男のための冷静スープであるシャルティバルシュチャイのレシピをおまえにおしえることにした.
シャルティバルシュチャイとはなにか?
シャルティバルシュチャイとは真のリトアニア人による冷製スープだ. 屈強なリトアニア戦士団もこれを食してからモンゴル軍団やドイツ騎士団とたたかったとゆわれている. リトアニアの戦士が真の男1であることは Ogniem i Mieczem などからも明らかなので, シャルティバルシュチャイもまた真の男のためのスープであることが完全に照明されたかたちだ. 歴史考証かなんかのこざかしい反論はおれには通用しない.
おれも既に今年2回はシャルティバルシュチャイを作っているのでおれの言葉は机上の空論などでゃなく完璧にREALそのものだと言っていい. おまえも今すぐこの買い物リストを持ってスーパーに行ってこい.
- 概要
- シャルティバルシュチャイとはなにか?
- 真の男のためのシャルティバルシュチャイ材料リスト
- 🥔今すぐ作らないやつは腰抜け🥒
- シャルティバルシュチャイの作り方
- あまり寝かしすぎるな
- 炭水化物を足して食え
- シャルティバルシュチャイで夏を乗り切れ
真の男のためのシャルティバルシュチャイ材料リスト
🥔今すぐ作らないやつは腰抜け🥒
このレシピはおまえの家にありふれた最低限の調理器具があることを前提にしている. ゆえに何か言い訳をつけてつくらないでいるやつは完全に腰抜けであることが証明される形だ. もしなければ今すぐ買ってこい. おろし金はやすりみたいなやつではなく目が大きめで, 板のやつではなく多角柱になってるやつがいい. こいつはボルシチを作るときにも使える. ミキサーとかカシナートの剣とかぎょうぎょうしいITEMは必要ない. 考えても見ろ. 中世のリトアニア騎士たちがミキサーを大事に抱えて洗浄に行くわけがない. ヴィンランドサガとかREALなカートゥーンにもそんなシーンはなかった. 剣や斧でも野菜を切り刻むことはできる.
シャルティバルシュチャイの作り方
1. ゆで卵を作る
おまえはDOITYOURSELFしなければならない. 真の男の戦場にはご飯を作ってくれるママなどいない. グルンワルドの戦場も台所も等しくMEXICOの荒野だ. だが最初のステップであるゆで卵は料理の中でもかなり簡単な部類にはいる. ゆえに作り方もINETERNETの海ではありふれており, おれはいちいち説明しない.
ゆで卵は半分にカットしたり細かく角切りにしたり好きにしろ.
2. ビーツをすりおろす
ビーツとはあの赤黒いカブみたいなやつだ. だが赤カブとビーツは違う. 赤カブは皮だけが赤いがビーツは剥いても剥いても赤黒いままだから違いは明らかだ. ボルシチにも使われてるビーツだが, 今回は生のビーツではなく水煮の缶詰でもいい. 生のまま食べるには筋っぽいこともあるからだ. 日本で生のビーツを売ってるスーパーは少ないからこれは僥倖だ. 生のビーツを入手できたやつはしばらく煮込んで柔らかくしてから皮を剥け. アルミホイルで包んでオーブンで焼いてもいい.
ビーツはおろし金で粗くすりおろせ.
3. キュウリを適当な大きさにカットする
キュウリを小さく常識的な大きさにカットしろ. 角切りでも短冊切りでもいい
キュウリの皮を剥いても剥かなくてもいい: いいか, 一度しか言わないからよく聞け. ガスパチョと違ってキュウリの皮は剥かなくてもいい. これは完全に好みの問題だ. キュウリの皮の歯ごたえが嫌いなやつは剥けばいいし, 好きなやつはそのままカットしろ
4. ボウルにすべてを入れて混ぜろ
ここまで来たおまえは既にシャルティバルシュチャイ料理工程のほとんどすべてを終えていると言っていい. シャルティバルシュチャイに小賢しい技術は必要ない. ここまでで使った食材とヨーグルトと牛乳を全て1つに混ぜ合わせろ. 味付けは塩コショウとビネガーを使え. だがヨーグルトの酸味が既にあるから入れすぎるな. 極論, わずかな酸味が重要でレモンとかビネガーとかは些細な違いだから入れなくてもいい. あと本場ではケフィアとか使うらしいがおれが試したところ普通のヨーグルトでもなんとかなった. 入手こんなんな食材を提示してじまんし悦に入るのはあほのやることだからおれはおまえにヨーグルトを使ってもいいことを教える. 逆に言えばあれば使っていいしサワークリームとか生クリームとかも代用できるかもしれない.
5. シャルティバルシュチャイの色にこだわれ
すべてを混ぜれば鮮やかなピンク色になるだろう. だがビーツが足りなければ白っぽいままにでありビーツが多すぎれば真っ赤になる. おまえはそこでどっちが正しいのかわからなくなりスマッホで画像検索しようとする. これは完全に誤りであり腰抜けのすることである. まず, 日本語で検索しても情報はほとんどない. たぶんどっかの料理情報サイトがいくつかと, あとはおれの昔のツイッターアーとかが出てくるだけだろう. シャルティバルシュチャイはリトアニア語では “šaltibarščiai” と書く. だがこれで検索したおまえは様々な ŠALTIBARŠČIAI の写真を見ていっそう困惑することだろう. そこに正解はない. なんかピンクっぽければシャルティバルシュチャイであり, 絶対守るべきルールはない. おまえはなんども繰り返して気に入る配分を見つけ出せ.
6. 青い草をのせろ
ここまで来たおまえは鮮やかなピンク色の液体を手にしているから, おれが言わなくてもおまえは「青々したハーブとか乗せればもっとインスタ映えしそうだ」とかこざかしいことを考えているに違いない. だが「料理に味と栄養いがい必要ない, 見た目にこだわるのは腰抜け」とか言うつもりもない. RGB・・・YMCA・・・・そうゆう色彩理論をおしえてくれるのはガスパチョだけではない. シャルティバルシュチャイにも刻んだ万能ねぎやパセリを乗せることで見てるだけでも元気が出てくる見た目になる. 日本のスーパーでは入手しづらいがディルの葉もおすすめだ. こいつらがあれば色彩だけでなく香りを楽しむこともできる.
あと最初からまぜてもいい.
あまり寝かしすぎるな
シャルティバルシュチャイは作ってから数時間冷蔵庫で寝かすといいとされている. 戦士たちの経験がそうささやくらしい. だがヨーグルtや牛乳を使ってるからあまり長時間ねかすとよくない. 夏は食中毒に注意しろ.
炭水化物を足して食え
シャルティバルシュチャイは野菜と乳製品だけでできている. 炭水化物が足りない. 炭水化物は体に悪いとかゆってシャルティバルシュチャイだけ食べてるとたぶんしぬと思う. おまえはそういうキリストもヴェヨパティス2ですら教えてないような極端な民間信仰に走らず, 小学校でならった栄養バランスにしたがえ.
どうやらリトアニアの戦士たちはシャルティバルシュチャイと一緒にジャガイモを食べるのが好きらしい. ベイクドポテトでも, ふかし芋でも, フライドポテトでも好きな方法で調理しろ. ライ麦パンもポピュラーだ.